【子供にかまってやれなかった・・・という日の処方箋】

小さな子供がいるママでビジネスも仕事も、と頑張っていると、

「子供とちゃんと向き合いたい」

そう心では思っているはずなのに、
気がつけば丸一日、仕事や他のことに気を取られ、

「今日は一日かまってやれなかったな・・・」

という日を過ごしてしまうことは少なからず経験あるのでは?

私もあります!
子供たちとの時間や、繋がりを大切にするため、家族で豊かに生きるため、
その手段であるビジネスのはずが、いつの間にか心がそれにいっぱい占領されてしまう。

それは脳の働きから見ても、自然なこと、と言えるかもしれません。

なぜなら、脳は、報酬系が好きだから。

仕事は報酬系のホルモンが出やすい作業であり、達成感を多く味わえたり、
「出来た!」が分かりやすく見えるので心地良いのです。
(それを繰り返し過ぎると、やめられなくなって仕事依存症になってしまうくらい!)

それとは逆に、子育てにおいては目に見える達成感は感じにくく、むしろその逆。
誰も褒めてはくれないし、エンドレスにも思える、精神修行のようなもの。
そして、大人には不可解な言動に出る(笑)相手あることなので、
仕事のように思い通りに進まないですしね!

さらにイヤイヤ期の頃なんて!(笑)

でもちゃーんと子供は毎日育っていて、どんどん手が離れていくのです。それもわかってるけど・・・。

前置きが長くなってしまいましたが、そんな「後悔」を感じる一日の終わりに、ママのチクチク痛む心を癒やし、子供にもその愛がちゃんと伝わるように、出来ることがあります。

それが「子供に触れながら語りかける」ということ。

ほんの数分で良いのです。「今日は、ママ、忙しかったね。かまってやれなくてごめんね。本当はママはあなたのことをとっても大切に思っているのに、時々、それを忘れちゃうよ・・・」と正直に語りかけながら背中をさすったり、横にぴったり寄り添って添い寝したり。

子供は寝ているのですけど、ママの心を不思議とスッと癒やしてくれます。そして、時々、聞いているかのように子供が身体を動かしたり、うーんと返事をしたり。

顕在意識の部分は眠っていますが、潜在意識は働いているので、ママが語りかける声は子供にちゃんと届いているはずです。現に、それをやった翌朝とそうでない日の、子供の違いを観察してみてください。なにか気づくことがありますよ。

今回は、「今日はかまってやれなかったな・・・」と思う日の処方箋を書いてみました。
ぜひ、覚えておいて、そんな日があったら、思い出してもらえたらと思います。

みんな一緒だから!そんな日があるのが、子育てだと思っています!

ママも子供も凸凹だからこそ、唯一無二の愛しい存在。
ビジネスも子育ても完璧にやろうとせずに、間違えた、と思ったら修正すればオッケー!